備忘録的に記事にまとめたいと思います。
Mari では、C++ とPython で機能拡張をすることが出来ます。
今回はその Python スクリプトパスの追加の仕方など、環境の準備についてです。
いろいろやり方はありますが、以下のどれかの方法でパスを追加できます
○sys.path にアペンドする
Mariのウインドウメニュー python → Show Console で コンソールを出します
以下のコマンドを実行
import sys sys.path.append(追加したいパス)
○ドキュメントフォルダ内にスクリプトフォルダを置く
[ユーザードキュメントパス]\Mari 以下に Scripts というフォルダを作ります(初期状態では作られていない)
この中にスクリプトを置いておけば、sys.path にアペンドしなくてもモジュールのインポートが出来ます。
○環境変数に追加する
Mari のスクリプトパスの環境変数は MARI_SCRIPT_PATH です
あまりおすすめはしませんが、PCの環境変数に追加します
○環境変数を追加して起動する bat を作る
3番の方法はあまりやりたくないので bat でやってみることにします
SET MARI_SCRIPT_PATH=%MARI_SCRIPT_PATH%;追加するパス; "インストールパス\Mari1.5v1\Bundle\bin\Mari1.5v1.exe"
DOS窓が起動中ずっと残っちゃうんですけどね…
起動時に実行しておくスクリプト init.py → _init_.py
※init.py は、そのフォルダ内のスクリプトを全てインポートして実行してしまうので
インポートだけの _init_.py を使ったほうが良さそうです
また、インポート時に変数や関数のオーバーライドされる危険があるので階層分けするなど注意が必要です
_init.py_ というファイルを上記スクリプトパスに用意して置くと起動時に実行されます
maya の userSetup.mel(.py) のようなものです
この中にメニューの登録などを追加して置くと良いと思います
(追加の仕方などはまた次回)
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